八丈島太鼓

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八丈島の文化は、流人を切り離しては考えられません。当時は、春秋二回の島送りの官船しかなく、流人にとっては、まさしく鬼ヶ島と思えたに違いありません。そして、剣を取り上げられた流人たちが、二本のばちに望郷の思いを託して打ち鳴らしたのが、八丈太鼓の始まりと言い伝えられています。 私たちが叩いている八丈島太鼓は、「ドンドラ囃子」というものと「本囃子」の二種類です。現地には「しゃばたき」と呼ばれるものもあり、いずれもひとつの形にはまらず自由に叩いています。 私たちは、今年(2011年)の夏に八丈島に行ってきました。現地の太鼓サークルとの交流をとおして感じたことは、“楽しさ”です。飲み歌い踊りするときの中心に太鼓がありました。 |
私たちもいつかそんな楽しい太鼓がたたければと思っています。 | |
そしてこれを契機に八丈の人たちとの交流がこれからも続けばいいと思います。 ![]() |
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